退職の流れ

公務員のよくある退職理由7選とぼくが2年で公務員を辞めた理由

公務員の退職理由と俺が2年で公務員を辞めた理由

公務員を辞める理由を言語化するのが難しいと感じていませんか?

ネガティブな退職理由を伝えると引き留められる可能性があるので注意しなくてはなりません。

この記事では、よくある公務員の退職理由や面接での伝え方を2年で辞めたぼく(@loco_14free)がお伝えします。

この記事を最後まで読めば、上手な退職理由の伝え方がわかるようになります。

公務員の退職理由はネガティブなものが多い傾向です。

ただし上長との面談では、「別の仕事に挑戦したいから」など前向きに答えましょう。

公務員のよくある退職理由7選

公務員のよくある退職理由を7つ紹介します。

  • 人間関係のストレスが辛いから
  • 仕事にやりがいを感じられないから
  • 年功序列で実力が評価されないから
  • スキルが身につかないから
  • 公務員の体質が古いから
  • 理不尽なクレームが多いから
  • ほかにやりたい仕事ができたから

公務員を辞める理由は1つに絞る必要はありません。複数の要素が絡み合って最終的に「退職」という決断をする場合が多いものです。

ぼくの場合公務員に対する小さな違和感が積み重なったことと、ほかにやりたい仕事ができたため辞める決断に至りました。

人間関係のストレスが辛いから

公務員を辞める理由で多いものは人間関係によるストレスが辛いからです。

部署の規模にもよりますが、公務員は民間企業にくらべて閉鎖的な環境で仕事をしています。

ほとんど外部とかかわりを持たない部署の場合、一年を通して同じメンバーと過ごすことになります。

少しでもギスギスした空気に包まれれば、その場にいるだけで苦しくなってしまうのです。

閉鎖的な環境ということはストレスを抱えても逃げ場がないということ。

ストレスが溜まることで人間関係の悩みに発展し、「辞めたい」と感じてしまいます。
» 公務員が抱えているストレス

仕事にやりがいを感じられないから

公務員の仕事にやりがいを感じられないことも辞める理由の1つです。

公務員の仕事は一度覚えれば誰でもできてしまいます。業務内容はほとんど前年踏襲であるため、業務の大半がマニュアル化されているからです。

公務員は約3年に一度のペースで部署異動があり、毎年必ず大勢の新人が採用されます。

部署内のメンバーが頻繁に入れ替わっても仕事が止まることはありません。

「全体の奉仕者」という重い責任はあるものの、仕事自体は難しくないのが公務員の特徴です。なかなかやりがいを見出すことができないので「辞めたい」という気持ちになります。

公務員1年目に驚いたこと

公務員1年目で驚いたことは、新人研修を受ける前に本格的な業務に携わったこと。採用2日目から担当業務の説明を受け、予算に関する業務に着手しました。

民間企業の場合、新人研修→先輩の仕事ぶりを見ながら勉強→少しずつ1人でやる仕事が増えるという流れです。

いきなり戦力として扱われるのは公務員ならではですね。

年功序列で実力が評価されないから

公務員の代名詞ともいえる年功序列のせいで実力が正しく評価されません。

数時間置きにタバコ休憩したり中身を確認せずに決裁のハンコを押したりする上司より給与が低いのが現実です。

部長や課長クラスになると、公務員としての責任に加え部署全体や課全体の責任も背負うことになります。

責任の重さでいえば若手より大変です。

責任の違い意外にも、公務員の仕事は前年踏襲で答えがある場合がほとんどです。

実力を測る指標がないため年功序列で評価されるのは仕方ないと思います。

しかし実力で評価されたい人にとって、公務員の年功序列制度は耐え難いもの。

公務員を辞めてしっかり自分のスキルを評価してもらえる仕事に就きたいと思う気持ちが強くなります。

元公務員ロコ

年功序列自体は悪い制度ではないけど、バリバリ働きたい人にとっては物足りないかも。

スキルが身につかないから

公務員として働いても特別なスキルが身につくことはありません。

公務員試験さえ突破すれば誰でも公務員になれるからです。

行政職の場合、公務員試験の受験資格は年齢制限だけ。

受験するために必要な資格もないため、勉強だけ頑張れば公務員になるのは簡単です。

専門的なスキルを必要としない分、仕事に対して身が入らないケースがあります。周りの人と張り合いがなく、緩い空気感が漂っているように感じました。

「どうせ時間内に終わらないから残業する」という気持ちの人もいるでしょう。

同じような業務を繰り返す日々に嫌気がさし、辞めたいと思う気持ちが強くなるのです。

公務員の体質が古いから

公務員の体質が古いことも辞める理由になります。体質が古いとは具体的に次の通りです。

  • 年功序列
  • ハンコ主義
  • 紙ベースの資料
  • お役所仕事

変化の激しい現代において、いまだに上記のような風習が残っています。公務員の体質が古い理由は次の2つだと思っていまして。

  • 昔の恵まれていた時代が忘れられないから
  • 簡単に制度を変えられないから

ひと昔前の公務員は定時退庁が当たり前で給与も良かったそうです。公務員=最強の職業で、若手のうちに辞める理由など考えられなかったのでしょう。

しかし現代では、公務員の終身雇用も安定とはいえず未来が激変するのではないかといわれています。

公務員がアップデートしなければ時代に取り残され、世間から「お荷物」とみなされるかもしれないのです。
» 公務員の終身雇用は崩壊するのか

公務員はすべての人に対して平等でなくてはなりません。今まで築き上げてきたものを簡単に変えられないのも事実です。

だからといって、変化が激しい現代ではいつまでも昔のままではいられません。

時代に逆行している公務員の体質の古さに嫌気がさし、公務員を辞めたいと思うのです。

公務員の未来が激変する理由は、奈良県生駒市長の小紫雅史さんが執筆された下記著書に詳しく書かれています。

理不尽なクレームが多いから

公務員は理不尽なクレームを受けることが多い仕事です。特に市役所の窓口業務担当は、毎日のようにクレームがくるでしょう。

税金で暮らしているから何を言ってもいい、という風潮が感じられることも。

理不尽なクレームを言われたらストレスも溜まり嫌な気持ちになります。

ただ、公務員に対してクレームを言いたくなる気持ちも正直わかります。公務員の説明は分かりにくいからです。

職員は丁寧に説明したつもりでも、市民にとっては納得のいく回答が得られていないケースがあります。

職員と県民・市民の認識にズレがあるからこそクレームを言われることになるのです。

公務員も人間なので、クレームを言われストレスが溜まれば辞めたいと感じます。

住民説明会に参加したときの体験談

主催者側として住民説明会に参加しました。もし自分が住民側だったらと考え客観的に聞いてみると、よくわからない説明がいくつもあったのです。

打ち合わせしたうえで課長からゴーサインが出ても、住民目線だと理解できないこともあります。

「役所の言うことだから仕方なく我慢する」という不満が積もって、クレームとして返ってくるのではと感じました。

ほかにやりたい仕事ができたから

公務員を辞めてほかにやりたい仕事があるというのも立派な退職理由です。

転職が当たり前の現代では、公務員だからという理由で定年まで働く必要はありません

たとえば大学時代生物を専攻していたとして。親の勧めで公務員になったものの、生物学者になりたい夢を諦めきれず公務員として働きながら勉強を続ける人もいます。

ネガティブな理由ではなく、前向きな理由で公務員を辞める人もいるということを覚えておいてください。

ぼくが2年で公務員を辞めた理由

ぼくが公務員を辞めた理由は主に次の2つです。

  • 小さな違和感が積み重なった
  • ほかにやりたい仕事ができた

公務員特有の風習や体質の古さなど、小さな違和感がどんどん積み重なりました。

モヤモヤを抱えたまま働き続けるのはしんどいなと感じていたとき、ブログを書いて生計を立てている人がいることを知ったんです。

ぼくは公務員になる前、大学院2年生のころからいずれ辞めようと考えていました。

入庁3年後もしくは6年後に辞めるつもりだったんです。

しかし実際に働いてみると「公務員に自分は合わない」と感じ、2年で辞めることにしました。

早期退職を考えている人は、辞めた後どうするか見通しを立てておきましょう。何もプランがないまま辞めてしまうと後から大変です。

ぼくがおすすめするのはとりあえず転職サイトに登録すること。

現時点で何をやりたいかはっきりしなくても、転職サイトを眺めていると「これいいかも!」という仕事が見つかります
» 転職サイトに登録しておくことの重要性

面談で退職理由を伝える時の注意点

退職を申し出ると所属課長と面談する機会が設けられます。面談では前向きな退職理由を伝えましょう

本音だとしてもネガティブ退職理由は伝えない方が無難です。下記のような退職理由を伝えてしまうと引き留められる可能性が高くなります

  • 人間関係に悩みがあるから
  • 仕事内容が合わないから
  • 公務員に向いていないから

「異動に融通を利かせる」「少し休職して落ち着いたら戻ってこよう」などと言われます。ぼくは「公務員以上に待遇が良い仕事はないぞ」と言われました。

退職の意思は固く公務員を続けるつもりはないことを伝えるためにも、前向きな退職理由を述べてください。

嘘をつくというより、ネガティブな退職理由を前向きなものに変換するイメージです。

例えば「公務員が合わない」なら「新しい仕事に挑戦したいから」でOKです。

前向きにチャレンジしたい気持ちを持っている職員を無理やり引き止めることはしません。引き留められて気持ちが揺らぐなら、辞めずに公務員を続けた方がいいと思います。

元公務員ロコ

公務員を辞めて新しい道を進むという強い気持ちを堂々と伝えてください。

前向きな退職理由を伝えて円満退職しよう

この記事では、公務員のよくある退職理由7選とぼくが2年で公務員を辞めた理由について書きました。主な退職理由は次の7つです。

  • 人間関係のストレスが辛いから
  • 仕事にやりがいを感じられないから
  • 年功序列で実力が評価されないから
  • スキルが身につかないから
  • 公務員の体質が古いから
  • 理不尽なクレームが多いから
  • ほかにやりたい仕事ができたから

公務員を辞める理由はどうしてもネガティブなものが多くなりがち。

ネガティブな理由が悪いわけではありませんが、後腐れなく辞めるなら前向きな退職理由を伝えましょう。

新しいことにチャレンジしたい意志を伝えれば「頑張れよと背中を押してくれます。ぼくも最初は渋い顔をされましたが、最終的に応援してもらえました。

早期退職を考えている人は、辞めた後どうするか見通しを立てておきましょう。

現時点でやりたいことがはっきりしなくても、転職サイトを眺めていると「これがいいかも!」という仕事が見つかります
» 転職サイトに登録しておくことの重要性

ABOUT ME
元公務員ロコ
新卒で公務員になりましたが向いていないので2年で退職。現在はフリーランスとして活動しています。公務員退職前のメンタルや公務員退職の流れ、2年間勤めて感じた公務員のリアルをお伝えします。