退職の流れ

公務員の退職願の書き方と提出するときの注意点3つ【実体験に基づく】

公務員の退職願の書き方や提出するときの注意点を教えます【実体験に基づく】
  • 退職願の書き方がわからない
  • 様式はある?横書き縦書きどっちにすべき?
  • 退職願はいつまで提出すればいいの…?

若手公務員が早期退職するケースは稀なので、退職願の書き方を職場で教えてくれる人はいません。

辞める決断をしたのに退職手続きが滞ってしまえば、最悪の場合退職できない可能性があります。

この記事では、2年で公務員を辞めたぼく(@loco_14free)が退職願の書き方と提出時の注意点を解説します。

当記事を最後まで読めば、退職手続きをスムーズに進められるようになります

退職願に様式はありません。しかし退職理由や自分の所属名など必ず書くべき内容があります。

いきなり退職願を提出すると上司を混乱させてしまうでしょう。

自治体ごと退職願の提出期限が定められていますが、退職の意思が固まり次第早めに提出しましょう。

元公務員ロコ

ぼくは年度末日に退職しましたが、退職を伝えたのは辞める年度の5月下旬でした。

退職願の書き方【テンプレートあり】

退職願には決められた書き方や様式が定められているわけではありません。

しかし下記5つの項目はテンプレートとして必ず書きましょう

  • 提出日
  • 任命権者
  • 自分の所属・名前
  • 退職理由
  • 退職希望日

下記は実際にぼくが提出した退職願です。

公務員は年度途中の退職も可能?伝えるタイミングはいつがいい?

「提出先」は任命権者のことです。自分の名前を書いたら忘れずにハンコを押印してください。

縦書き・横書きどちらでもOK

退職願は縦書き・横書きどちらでもOK。ぼくは横書きで書きました。

縦書きと横書きのどちらが正解ということはありません。迷ったら公文書にあわせて横書きで作成しましょう。

パソコン・手書きどちらでもOK

パソコン・手書きどちらで作成してもOKです。

ぼくの場合、所属の人事担当係がパソコンで退職願のフォーマットを作ってくれました。

「退職願作ったから提出日書いて押印して俺に渡して」と言ってくれたので、自分でフォーマットは作成していません。

退職願を縦書きするなら、便箋に手書きで書くと見栄えが良くなります。

封筒に入れて提出する

退職願は無地の封筒に入れて提出しましょう。封筒に入れた方が退職を申し出る正式な書類という印象を与えられます。

退職願は縦書き・横書き問わずA4サイズの用紙に作成します。封筒に入れる際の折り方は「用紙の長辺を三つ折り」です。

封筒に入れる場合がめんどうな場合でも、ほかの人に退職願だとバレたくないなら封筒に入れた方が無難です。

退職理由は「一身上の都合により」

退職願に書く退職理由は「一身上の都合により」でOKです。

公務員を辞めたいと思う理由はいくつかありますが、すべて退職願に書く必要はありません
» 公務員の退職理由7選

退職願はあくまで退職を申し出るための書類です。

形式的なものなので長々と退職理由を書く必要はありません。ちゃんとした退職理由は所属長との面談で伝えましょう。

退職願のテンプレート

退職願のテンプレートです。実際にぼくが提出した退職願も下記の通り記載しました。

「このたび一身上の都合により○月○日限りで退職したいので、承認してくださるようお願いいたします。」

退職願と退職届の違い

退職願と似たようなものに退職届があります。どちらも同じものだと混同する人がいますが、性質や提出するタイミングがまったく異なるので注意してください。

退職願退職届
作成者退職者本人人事担当者
様式なしあり
性質退職を申し出るための書類退職承認後に届け出す書類
期限自治体ごと定めあり退職後

退職願は退職を申し出るための書類で、あなた自身が作成します。国家公務員・地方公務員問わず様式はありません。

退職希望日の何日前まで提出すべきかは自治体によって異なります。あらかじめ服務規程を確認しておきましょう。

退職届は人事が作成する書類

退職届は人事担当者が作成する書類です。

様式が定められており、退職が承認された後に人事記録のため提出作成されます

あなた自身が作成して提出するわけではないので、混同しないように注意しましょう。

チェックポイント

退職願:退職申し出のためあなたが作成

退職届:人事記録のため人事が作成

公務員が退職願を提出するときの注意点4つ

公務員が退職願を提出するときの注意点を3つ解説します。

いずれも基本的なことなので、退職手続きをスムーズに進めるためにもしっかり確認しておきましょう。

  • 退職願の様式はない
  • 何日前まで提出するか確認する
  • 退職の意思が固ければ早めに打診する
  • 退職願は受理されないこともある

退職願の様式はない

退職願には様式がありません。国家公務員・地方公務員どちらにも様式がないので、自分で作成することになります。

ぼくが提出した退職願を参考をテンプレートとしてください。

公務員は年度途中の退職も可能?伝えるタイミングはいつがいい?

何日前まで提出するか確認する

退職願の提出期限を確認しておきましょう。各自治体ごと服務規程などに記載されているはずです。具体的には次の通り。

  • 退職希望日の3か月前まで所属長に申し出
  • 退職希望日の1か月前まで総務部長が受理

「申し出」か「受理」によってまったく意味が異なります。

あなたが希望するタイミングで退職するためにも、服務規程はしっかり確認しておきましょう。

服務規程に「退職願の提出期限」という文言がなければ「退職の申し出」などに関する項目をチェックしてください。

退職の意思が固ければ早めに打診する

退職の意思が固ければ早めに打診しましょう。退職願を提出しなくても、口頭で「退職を考えています。」というだけで退職手続きがスムーズに進みます

上司の立場で考えると、自身の評価や今後の業務分担もあり退職を引き留めようとします。

引き留めは当然の流れで、組織において退職者が出るということは責任や原因が上司に向くからです。

引き留められる期間を考慮すれば、早めに申し出て損することはありません。

何の前触れもなく退職願を提出すると上司は驚きます。

あなたの中では気持ちの整理がついていても、上司にとっては「何の冗談?」という気持ちになるのです。

スムーズに退職の手続きを進めるためにも、退職を決めているなら早めに打診しておきましょう。

元公務員ロコ

ぼくが退職を伝えたのは辞める年度の5月下旬で、退職願を提出したのは辞める2か月ほど前でした。

退職願は受理されないこともある

退職願は受理されないことがあります。退職願は退職を申し出るための書類で、提出義務はないからです。

退職願を提出しなくても口頭で退職を申し出てOK。

しかし話をうやむやにされたり流されたりしないよう、退職願という書類形式で申し出るのが一般的です。

あなたを引き留めるため退職願を受理しないことも考えられます。

退職理由をはっきりさせたうえで、退職の意思が固いことを告げましょう。
» 退職願を拒否されたときの対処法

退職願の書き方まとめ

この記事では、公務員の退職願の書き方と提出するときの注意点3つ【実体験に基づく】について書きました。

公務員の退職願に様式はありませんが、下記5つの項目は必ず書きましょう。

  • 提出日
  • 任命権者
  • 自分の所属・名前
  • 退職理由
  • 退職希望日

退職願の提出期限は自治体ごと服務規程などに定められています。ただし退職の打診自体は早めにすることをおすすめします。

退職を申し出るとほぼ100%引き留められます。引き留めの期間を考慮すると、早めに打診しておいて損することはありません。

スムーズに退職手続きを進めるため、服務規程をしっかり確認したうえで早めに動きだしましょう。

ABOUT ME
元公務員ロコ
新卒で公務員になりましたが向いていないので2年で退職。現在はフリーランスとして活動しています。公務員退職前のメンタルや公務員退職の流れ、2年間勤めて感じた公務員のリアルをお伝えします。