退職の流れ

公務員の退職願が受理されないことはある?【拒否されたときの対処法】

公務員の退職願が受理されないことはある?

公務員の退職願が受理されないのではないかと心配になりませんか?

公務員は終身雇用が当たり前なので、若手公務員が退職するために必要な情報はほとんど出回っていません

退職の意思を固めたのに退職願を受け取ってもらえなければ、何も話が進みませんよね。

この記事では、退職願を受理されないことはあるのか2年で公務員を辞めたぼく (@loco_14free) が解説します。

記事を最後まで読めば、退職願を拒否されたときの対処法がわかります。

退職願とは退職を申し出るための書類です。提出義務はないので、人事側も受け取る義務はありません。

退職願を拒否されたとしても公務員を辞めることはできるので安心してください。

退職願とは

退職願とは公務員が退職を申し出るための書類です。

退職希望日や退職理由などを記載したうえで提出します。下記はぼくが提出した退職願です。

公務員は年度途中の退職も可能?伝えるタイミングはいつがいい?

提出期限や提出相手は自治体ごと服務規程などに定められています

例えば「人事部長あて退職希望日の3か月前まで提出」のような場合です。

退職と辞職に大きな違いはありません。

若手公務員ではなく課長級など上の人が辞める場合に「辞職」という言葉を使う場合があるようです。

退職願はあくまで「退職を打診するために提出する」という位置づけなので、提出義務はありません

口頭でいきなり辞めることを伝えると人事側が混乱するので、退職の意思を表示するために提出する書類ということを覚えておきましょう。

元公務員ロコ

円満退職するためにも退職願を提出しよう

退職願と退職届の違い

退職願と似たようなものに退職届があります。

どちらも同じものだと混同する人がいますが、性質や提出するタイミングがまったく異なるので注意してください。

退職願退職届
作成者退職者本人人事担当者
様式なしあり
性質退職を申し出るための書類退職承認後に届け出す書類
期限自治体ごと定めあり退職後

退職願はあなた自身が作成しますが、退職届を作成するのは人事担当者です。

退職願には様式がありませんが、退職届は自治体ごと様式が定められています。
» 退職願の書き方

退職願は退職を申し出るための書類であるのに対し、退職届は退職が承認された後に作成されます。

人事記録に残しておくため退職届が作成されると覚えておくといいでしょう。

退職願が受理されないケース

退職願が受理されない場合があります。主な理由は次の2つです。

  • 服務規程に従っていないから
  • 引き留めようとしているから

人事側に退職願を受け取る義務はありませんが、よほどのことがない限り受け取ってくれるはずです。

それにもかかわらず受け取りを拒否されるということは、上記のような理由があると考えられます。

服務規程に従っていないから

提出期限など服務規程に定められていることを守っていない場合、退職願の受け取りを拒否されることが考えられます。100%辞める側の落ち度です。

ぼくが所属課長にいつまで辞めることを伝えればいいか尋ねたとき「できるだけ早く教えてくれ」と言われました。

次年度における新規採用職員の人数に影響するからです。

自分1人の意思だけで公務員を辞めることはできません。

一番やってはいけないことは、「こんな職場いつでも辞めてやるよ!」と横柄な態度を取ること

元公務員ロコ

1人の社会人として、最後まで誠実な姿勢を貫きましょう。

引き留めようとしているから

退職を引き留めようとしているため退職願が受理されないこともあります。

任命権者にしてみれば、誰かが辞めることで自分の評価や業務分担に影響が出てくるのです。

組織として絶対に避けたいのはパワハラや劣悪な職場環境による退職者が出ること。

悪いうわさが広まれば、新採職員数の減少や退職者の増加が起こってしまうかもしれません。

仕事や職場、人間関係のストレスが原因で辞めたいことを伝えると、次のように引き留められることがあります。

  • 異動に融通を利かせる
  • 少し休職して様子をみたらどうだ

退職願を受理すれば実質的に退職を認めたことになります。

辞めることが確定してしまうので、面談を繰り返すなど全力で引き留めようとするのです。

退職願が受理されないときの対処法

スムーズに退職手続きを進めるためにも、まずはしっかり服務規程を確認してください

下記のようなミスをすると、退職願の受け取りを拒否されることが考えられます。

  • 記入漏れがあった
  • 提出期限に遅れた
  • 提出相手を間違えた

公務員を辞めるなら相応の意思表示が必要です。

適当な振る舞いをしてしまうと信頼関係が崩れ、退職手続きをスムーズに進められなくなってしまいます

服務規程を確認してもよくわからなければ、人事課に直接相談しましょう。

公務員を辞める決意は固いことを態度で示すことができます。

全力で引き留められることを考慮し、退職の意思が固まっていれば早めに動き出しましょう。

ぼくは辞める年度の5月に退職を申し出て、翌年1月下旬(退職日の約1か月前)に退職願を提出しました

退職願を出す前にあらかじめ退職したいと伝えておくのです。

スムーズに退職手続きを進めるためにも、できるだけ早いうちから動き出しておきましょう。

元公務員ロコ

ぼくは退職日の10か月前から課長に話し始めました。

» 退職を申し出るタイミング

退職願を提出する前に服務規程を確認しよう

この記事では、公務員の退職願が受理されないことはある?【拒否されたときの対処法】について書きました。

退職願は「公務員を辞めたい」と申し出るための書類です。

似たような書類に「退職届」がありますが、性質などがまったく異なります。

退職願退職届
作成者退職者本人人事担当者
様式なしあり
性質退職を申し出るための書類退職承認後に届け出す書類
期限自治体ごと定めあり退職後

退職願に提出義務はありませんが、よほどのことがない限り受け取ってくれるはずです。

万が一拒否されたら、いつまで提出すべきかなど服務規程にしたがっているかチェックしましょう。
» 退職願の書き方

ABOUT ME
元公務員ロコ
新卒で公務員になりましたが向いていないので2年で退職。現在はフリーランスとして活動しています。公務員退職前のメンタルや公務員退職の流れ、2年間勤めて感じた公務員のリアルをお伝えします。