公務員のリアル

【読み物】公務員になって3週間め。左耳が聞こえなくなった話。【オチあり】

公務員になり3週間めで左耳が聞こえなくなった体験談

 

ロコ
ロコ
元公務員のロコ(@loco_14free)です!

 

公務員を退職してから3か月が経過し、ふと入庁した頃を振り返っていました。

 

あれは入庁から3週間めの水曜日ですね。今でもはっきり覚えています。

 

突然、左耳が聞こえなくなったんですよ。

 

公務員になって3週間め、左耳が聞こえなくなった

今でもはっきり覚えています。

 

公務員になって3週間めの水曜日、左耳が聞こえなくなったんですよ。

 

ぼくが新採として配属されたのは、規模が大きくて、だいぶ忙しい部署でした(部署名は伏せます)。

 

ぼくが配属された部署は、一人ひとりに与えられた業務量が膨大で、いわゆる『一人親方相撲』が当たり前の状態でして。

 

新採だからといって例外ではなく、配慮はしてくれましたが、1年目からかなり多めの業務を割り振られました。

 

新採なので、3つくらい年上の先輩がサポート職員としてついてくれましたが、一から十まですべて教えてくれるわけではありません。

 

一通りバーっと説明を受けたら「後はやってみて。わからなかったら聞いて。」という感じ。

 

その先輩が塩対応というわけではなく、公務員全体として塩対応なんですね。

 

先輩は先輩で業務量が膨大なので、はっきり言って新人の面倒を一日中みている時間はないんですよ。

 

課長補佐も言ってました。「本当は、新人がある程度仕事に慣れるまで、先輩がずっとついていられたらいいんだけどね…。」と。

 

ぼく自身、何も道具を持たないままいきなり暗闇に放り出された感じでしたが、とりあえず教えられた通りにやりましたよ。

 

でも、ミスはするじゃないですか。

 

ミスすると、先輩はイライラするんですね。

 

「さっき言ったよね!!」つって。

 

いやいや、いくら一回教えられたとはいえ、まるっきり初めてやることなのにノーミスはムリゲーですよ。

 

年度初めで忙しいのは百も承知ですが、お世辞にもメンタルが強いといえないぼくは、だいぶ心が消耗しましたね。

 

そもそも公務員はミスに厳しすぎるんですよ。

 

そんなこんなで、先輩からのプレッシャーとか、訳の分からない仕事とかに押しつぶされ、スタートからかなり消耗しました。



兆候はあった

入庁してさっそく、新人ならではのプレッシャーを感じて1週間。

 

慣れない仕事への疲れが出たのか、誤字脱字など軽いミスを連発するようになりました。

 

ぼくのミスに伴い、サポート職員の先輩のイライラも増していく中、ときどき、左耳が遠くなる感じがしたんですね。

 

最初は、先輩がキレてるのをムシしようと思って、ぼくの耳が聞くことをやめた(?)のかなと思ったんですけど、そうでもなかったんですよ。

 

本格的に違和感を感じたのは、電話対応のときでした。

 

右利きの人って、左手で電話をとって左耳に受話器をあてるじゃないですか。

 

で、実際に電話にでて話してみると、相手の声が遠くて聞こえないんですよ。

 

このときは、電話対応に慣れていないこともあり、完全にテンパって、『電話の声が聞こえにくいときって何て言うんだっけ…?』と考えていました。

 

まったく聞こえなかったわけではなかったので、そのときの電話はなんとか終わり、電話後はいつも通り仕事をしましたが、よくよく考えてみると、なんとなく違和感があったんですよ。

 

本当に相手の声が小さかったのか?電話が故障してるのか?

 

同じ受話器で電話をしていた同僚に聞いてみると、相手の声が小さいということも、電話が故障しているということもなさそうで。

 

やっぱりぼくの耳が聞こえなかったのかな。と、変な気持ちのまま1日を終えました。

 

完全に左耳が聞こえなくなる、8日前の話です。



音がこもってて聞こえない

電話で感じた違和感の次の日、朝起きてから音がこもるような感じがしていました。

 

そのときは、「気圧の関係で聞こえないんだろうな」なんて寝ぼけ頭で考えていましたよ。

 

いつも通り仕事に行き、訳の分からない業務に悪戦苦闘しており、仕事中はそれほど『音がこもる』ということを感じませんでしたね。

 

というのも、ずっと音がこもっているわけではなく、むしろ普段とおりに聞こえている時間の方が長かったんですよ。

 

そのせいで、あるタイミングで音がこもって左耳だけ聞こえづらくなっても「ああ、またか」くらいにしか思わなかったんです。

 

でも日を追うごとに、音がこもる時間がだんだん長くなり、聞こえにくくなる頻度が確実に多くなりました。

 

この頃は、仕事の忙しさやら新人ならではのプレッシャーやらで、心身の疲労がピークに達していました。

 

で、ついにその日を迎えたんです。

 

公務員になって3週間めの水曜日。

 

ぼくの左耳が完全に聞こえなくなりました。

 

有給休暇を取って耳鼻科へ。その結果・・・

朝起きた瞬間、「あぁ…」と思いました。

 

まったく左耳が聞こえないんですよ。

 

音がこもるとかいうレベルではなく、左耳だけ無音なんです。

 

仕事の忙しさやプレッシャ―でストレスを感じ、身体に不調として表れたのかと思いました。

 

頭をよぎったのは『突発性難聴』。

 

実際にぼくの大学の先輩は、社会人1年めに、ストレスの影響で突発性難聴を発症したんですよ。

 

上司に事情を話し、有給休暇を申請し、朝一で耳鼻科に駆け込みました。

 

ロコ
ロコ
急に、左耳が聞こえなくなりまして…。

 

医者
医者
耳鳴りはしますか?

 

ロコ
ロコ
耳鳴りはしないんですけど、音がこもっている感じがします…。

 

医者
医者
ふむ。では、横になってください。

 

公務員になり3週間めということ、仕事が忙しく、毎日多大なるプレッシャーを受けていること、1週間くらい前から音がこもるようになったこと、そして、左耳が急に聞こえなくなったことを伝えました。

 

するとお医者さんから、左耳を上にして横になるよう指示がありました。

 

で、何やら看護婦さんとガサゴソやってるんですね。

 

ガサゴソガサゴソ

 

医者
医者
では吸引しますねー。

 

ロコ
ロコ
はい……。………はい?

 

キュウウウウウウウウウウウウウン!!!

 

シュウウウワアアアアアアア!!!

 

ロコ
ロコ
痛っっ!!え???

 

キュウウウウウウウウウウウウウン!!!キュウウウウウウウウウウウウウン!!!

 

ロコ
ロコ
(痛ってーーーーーー!!!!!)

 

何が起こったかわかりませんでした。

 

急に、左耳に鉄製の棒状のようなものを入れられ、けたたましい音を立てて耳の中を吸われたんですよ。

 

それはそれは激痛で。

 

めっっっっちゃくちゃ痛かったんですね。

 

医者
医者
どうですか?

 

ロコ
ロコ
……すごく、すごく聞こえます…。

 

ひとしきり吸い終わると、今度は痛いくらい左耳の聞こえ方が良くなったんです。

 

衣擦れの音もうるさく感じるほど。

 

医者
医者
はい、終わりです。耳かすが奥の方で詰まってました。

 

ロコ
ロコ
耳かすが奥の方で詰まってました????!!!!

 

医者
医者
はい。耳かすがウエッティの人って、奥まで入っていきやすいんですよ。

 

ロコ
ロコ
(ポカーン…)

 

医者
医者
耳そうじ、してあげてくださいね。

 

ちょ、ちょっと待ってくれ。

 

左耳が痛いこと、めちゃくちゃ音がクリアに聞こえるということ、そしてお医者さんから発せられた衝撃の言葉に理解が追いつきませんでした。

 

耳かす……?耳かすが、なんだって……??

 

そうなんです。左耳が聞こえなくなった原因は、

 

耳かすが奥の方で詰まっていただけでした。



最後に

耳そうじ、しましょう。

 

新人として各方面からのプレッシャーを受け、ストレスがたまり心身ともに消耗している中で耳が聞こえなくなったので、突発性難聴かな?なんて思ったりしたわけですよ。

 

ところがどっこい。ふたを開けてみれば、いやいや耳をのぞいてみれば耳かすが奥の方で詰まっていただけとはこれいかに。

 

まあ今回は笑い話で済んだので本当によかったんですが、ストレスを感じると何らかの不調が身体に表れてもおかしくありませんからね。

 

みなさん、辛くなる前に休みましょう。

 

もう一度言いますね。

 

公務員になり3週間め、ぼくの左耳が聞こえなくなった原因は、耳かすが奥の方で詰まっていただけでした。