公務員のリアル

『公務員は定時で帰れる』は幻想!【サービス残業は当たり前】

公務員の定時退庁は幻想

 

どうも、元公務員ブロガーのロコです。

 

この記事では、公務員は定時で帰れるかどうかについて書いていきます。

 

結論から先に言うと、定時退庁なんて夢のまた夢だし、サービス残業が当たり前の世界です。

 

公務員に対する世間のイメージといえば「安定している」「毎日定時で帰っている」がほとんどだと思いますが、それは既にひと昔前の話

 

世間一般のイメージと実態はだいぶかけ離れており、公務員はかなりブラックですよ…。

 

公務員の定時退庁は幻想

公務員の定時退庁は幻想

 

公務員は業務量が膨大で、ほとんどの人は定時で帰ることができません。

 

定時退庁なんて夢のまた夢ですよ。

 

公務員の仕事は、覚えれば誰でもできますが、処理すべき業務量がとてつもなく多い。

 

また、新採だろうがベテランだろうが関係なく、一人ひとりが抱えている業務量が膨大なので、『一人親方状態』になっている状態です。

 

したがって、時間内に仕事が終わらず、ぼくが所属していた部署の人たちは平均して2,3時間は残業をしていました。

 

業務量が膨大なのでほぼ毎日残業

公務員の業務量は膨大

 

抱えている業務量が膨大なので、時間内に仕事が終わらず、ほぼ毎日残業です。

 

公務員の勤務時間は8:30から17:15で、1日あたり7時間45分ですが、ほとんどの人が19:00、20:00くらいまで仕事をしていました。

 

ぼく自身、次年度の予算編成業務で忙しい10月から2月は、22:00とか23:00に帰宅したこともあります。



公務員はサービス残業が当たり前

まったく残業手当がつかないわけではありませんが、公務員はサービス残業が当たり前です。

 

直接口に出して言うことはありませんが、暗黙の了解があるんですよ。

  • 20時過ぎないと残業手当がつかない
  • 時間外勤務を自己申告制にする(本来は上長からの命令による)

 

詳しく説明することは避けますが、内部はこんなもんです。けっこうブラックですよ。

 

残業の実態調査

残業に関して、総務省が『地方公務員の時間外勤務に関する実態調査』という調査を行いました。

公務員の残業の実態調査

画像出典:地方公務員の時間外勤務に関する実態調査結果(概要)Ⅰ(PDF)

 

地方公務員全体の平均残業時間は、1か月あたり13.2時間、1年間あたり158.4時間で、本庁勤務の場合は、1か月あたり18.3時間、1年間あたり219.6時間ということ。

 

1か月の勤務日数を22日間(※)とすると、1日1時間も残業していないということになりますね。

※30日-土日休み4週間分

 

公務員の勤務時間は17:15までですから、18:30ころには全員帰ってるということになりますが、まずありえません。

 

この実態調査でポイントなのは、出退勤時間の把握方法です。

 

画像出典:地方公務員の時間外勤務に関する実態調査結果(概要)Ⅱ(PDF)

 

半数近くが職員による申告ですよね。

 

したがって同じ1時間の残業でも、職員の申告に基準がないので、17:15からの1時間もあれば21:00からの1時間もあるわけですよ。

 

実態調査の結果はあくまで参考であり、実態を反映していない可能性が大きいということにご留意ください。

 

激務な部署はやばい

公務員はサービス残業が当たり前

 

例えば県事業全体のお金を管理している財政課

 

財政課は年中忙しい部署なんですけど、特に次年度の予算編成業務が始まる10月から予算が固まる2月までは、ほとんど帰れませんね。

休日出勤も当たり前

 

自分の所属部署が、予算主管課(予算を管理する部署)であれば、予算編成業務がある10月から2月は、おのずと忙しくなりますね。

 

ぼくが所属していた部署も予算主管課だったので、10月から2月、特に10月と11月はきつかったです。

 

公務員も激務な部署はほんとにやばいんですよ。

 

もっと効率化して業務時間を短縮できること、例えば庁舎内では電話しないとか、いくらでもあると思いますが、全体の効率化より自分の業務だけは早く終わらせたいというマインドが優先するんですよね…。

 

暇な部署はかなり暇

公務員はサービス残業が当たり前

 

具体的な部署の名前は言いませんが、たとえば出先機関なんかはかなり暇です。

 

激務な部署とは雲泥うんでいの差ですよ。

 

暇な部署の業務というのは、単純な事務作業がさらにルーティンワークのようになっているので、はっきり言って頭を使わなくていいんですね。

 

今だから言えますが、割と激務な部署に所属していた身からすると、「は?」という思いを抱いていましたよ。

 

暇な部署は公務員全体の2割くらい(ぼくの見解)。

 

公務員に対する世間のイメージと実態はかけ離れている

公務員に対する世間のイメージと実態はかけ離れている

 

勤務時間に関して言えば、世間のイメージと実態は大きくかけ離れています。

 

ぼくが公務員として働いてとき、民間企業に勤める複数の友人からよく言われました。

 

公務員だから毎日定時で帰ってるんでしょ?

 

公務員はいいよね。早く帰れて。

 

一言も「毎日早く帰ってるよ!」なんて言ってないんですよ。

それだけ公務員=定時退庁というイメージが定着しているということ。

 

ちょっと話がそれますけど、「公務員の仕事って楽なんでしょ?」「公務員は安定してていいよね」ということも言われました。

 

いやいやいや。、皆さんが言うほど仕事は楽じゃないし、公務員の安定もいつまで続くか分からないのが現状なんです。

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まとめ

この記事では、公務員の定時退庁は幻想で、世間のイメージと実態は大きくかけ離れていることをお伝えしてきました。

まとめ
  • 結論:定時退庁は夢のまた夢
  • 業務量が膨大で時間内に終わらない
  • 忙しい部署はかなり忙しい
  • 一方、暇な部署は暇
  • 世間のイメージと実態はかけ離れている

 

公務員全員、すべての部署が定時退庁できないわけではありません。

 

財政課など激務な部署はほんとにやばいですし、出先機関は本庁ほど忙しくありません。

 

結局、忙しいかどうかは部署によるんですよね。

 

世間の公務員に対するイメージと実態は大きくかけ離れていること、一概に公務員は定時退庁できる仕事ではないということです。

 

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