辞める前にやること

公務員が在職中に転職活動を行うのは違法かどうか解説【若手は心配無用】

公務員が在職中に転職活動を行うのは違法かどうか解説

 

若手公務員
若手公務員
公務員が在職中に転職活動を行うことは違法なのかな…

転職を考えてるんだけどちょっと心配…

 

公務員が在職中に転職活動をしてもいいのか心配になりませんか?

 

公務員には労働基準法が適用されないので、転職活動にも何らかの制限があると感じても仕方のないことです。

 

この記事では、公務員が在職中に転職活動を行うのは違法かどうか元公務員のぼく(@loco_14free)が解説します。

 

基本的に公務員は在職中に転職活動を行っても問題ありません

ただし再就職届出義務や働きかけ規制があるので注意しましょう。

 

退職後の人生を明るくするためにも、公務員のうちに転職活動を始めることが重要です。

 

転職サイトを活用して、理想の働き方ができる企業を見つけましょう。

公務員からの転職におすすめのサイト

リクナビNEXT:みんなが使ってる大手転職サイト

dodaハチャメログ:不安な気持ちを転職のプロに相談

ハタラクティブ:未経験OK求人多数あり

» 公務員がとりあえず転職サイトに登録しておくことの重要性

 

公務員が在職中に転職活動を行うのは違法かどうか解説

公務員が在職中に転職活動を行うことが違法なのか解説します。

 

後ろめたい気持ちを抱えず転職活動を進めるためにもあらかじめ確認しておきましょう。

  • 国家公務員は内定後速やかに届出義務あり
  • 地方公務員は転職後働きかけ規制あり
  • 職場にバレても気にする必要なし

 

国家公務員は内定後速やかに届出義務あり

若手国家公務員が在職中に転職活動を行うこと自体は違法ではありません

 

ただし『再就職の約束をした後速やかに』、つまり内定をもらった後すぐ任命権者へ届出する必要があります。

職員(退職手当通算予定職員を除く。)は、離職後に営利企業等の地位に就くことを約束した場合には、速やかに、政令で定めるところにより、任命権者に政令で定める事項を届け出なければならない。

引用元:国家公務員第百六条の二十三

 

届出には氏名や官職、再就職の約束をした日、離職予定日などを記載します。

 

この届出は役職にかかわらず転職しようとする国家公務員全員に適用されます。

 

在職中に転職活動を行うなら任命権者へ届出義務があるということを覚えておいてください。

 

国家公務員が在職中に転職活動をする場合にルールが設けられている理由

『天下り問題』是正のため3つの規制を設けたからです。

  • あっせん規制
  • 求職規制
  • 働きかけ規制

 

これらの規制は国家公務員としての地位に関係なく適用されます。

 

届出義務に違反した場合は懲戒処分の対象になるので注意が必要です。

 

地方公務員は転職後働きかけ規制あり

若手地方公務員が在職中に転職活動を行っても違法ではありません

 

ただし、退職後営利企業に転職する場合は現職公務員に対して『働きかけに関する規制』が設けられています。

離職前五年間の職務に属するものに関し、離職後二年間、職務上の行為をするように、又はしないように要求し、又は依頼してはならない。

引用元:地方公務員法第三十八条の二

 

つまり、あなたが公務員を退職する日からさかのぼって5年間携わっていた業務の現担当者に対して契約事務などをする(しない)ように働きかけてはいけないということ。

2021年3月31日が退職日なら2016年4月1日から携わっていた業務

 

この規制は離職後2年間続きます。

もし違反した場合は科料もしくは刑罰が科せられるので注意してください。

 

転職後の規制はありますが在職中に転職活動を行うことが違法というわけではありません。

ロコ
ロコ
規制は退職後営利企業に転職した場合に適用されるもの!

 

したがって、20代の若手公務員なら退職後の規制に気を付ければ何も問題はないということです。

自治体によって規制の範囲や内容、在職中の転職活動の是非が変わる場合があります。

神奈川県の例

グループリーダー級以上の職員は、在職中に転職活動をしてはいけません。

引用元:職員の退職管理の要項|神奈川県総務局組織人材部人事課

 

 

職場にバレても気にする必要なし

在職中に転職活動を行っていることが職場にバレたとしても気にする必要はありません

 

そもそも違法な行為をしているわけではないのでコソコソする必要なし。

新しいチャレンジをするため転職活動を行っているんだ!と堂々としてください。

 

まれに陰口を言われることがありますが聞き流しましょう。

ロコ
ロコ
職場に迷惑をかけなければ在職中に転職活動を行っても問題なし!

 

在職中に転職活動を行うメリット

公務員が在職中に転職活動を行うメリットは次の2つ

  • 経済面での不安がない
  • 職歴にブランクが生じない

 

公務員を辞めてから転職活動を行うと焦りが生じてしまい転職が失敗する危険性があるので注意してください。

 

経済面での不安がない

在職中に転職活動を行うことで経済面に不安を抱えることがなくなります

 

公務員に雇用保険は適用されないので退職しても失業手当はもらえません

退職手当をもらうことはできますが在籍期間が短ければそれほど多くもらえず、雇用保険の失業手当と比べて少ない場合があります。

 

公務員を辞めても経済面で不安があれば転職活動をうまく進めることができません。

  • 転職先が見つかるまでどのくらいの期間がかかる分からない…
  • 焦りが生じて興味のない企業に転職してしまった…

 

経済面での不安をなくしこのような事態を避けるためにも転職活動は公務員在職中に行いましょう。

 

職歴にブランクが生じない

在職中に転職活動を行うことで職歴にブランクが生じなくなります

 

公務員を辞めた後すぐ次の会社に転職すれば空白期間がありません。

 

転職活動を行うとき履歴書を書きますがブランクがあれば一目で分かってしまいます。

空白期間は何をしていたのか質問されるのでしっかり回答を準備しておきましょう。

 

職歴のブランク=悪いことではありませんが企業によっては気にするところもあります

 

ただし資格勉強をしていた、仕事に必要なスキルを磨いていたなど企業が納得できる回答ができれば何も問題ありません。

 

在職中に転職活動を行うデメリット

在職中に転職活動を行うことでデメリットも生じます

  • 準備のための時間が足りない
  • 公務員の仕事に集中できない

 

準備のための時間が足りない

在職中では転職活動の準備にかけられる時間が足りません

 

転職の準備は次のようなものが考えられます。

  • 転職活動全体のスケジューリング
  • 自己分析
  • 業界研究・企業研究
  • 応募書類作成

 

それぞれ時間をかけて丁寧に行うことが公務員から転職を成功させるポイント。

 

自己分析してあなたの強みを把握し転職する業界や企業に目星を付けたうえで応募書類を作成します。

ロコ
ロコ
上記工程を1つでも飛ばしてしまうと書類選考を通過することはできません。

 

また、仮に書類選考を通過しても面接を突破して内定をもらうことは難しくなります。

だからこそ転職活動では事前準備に時間をかけることが大切

 

在職中に転職活動を行うと転職成功のカギを握る事前準備に時間をかけられないことがデメリットです。

 

公務員の仕事に集中できない

転職活動の事前準備にばかり意識が向いてしまうと公務員の仕事に集中できません

 

『転職活動』と『公務員の仕事』という二足の草鞋を履くことになります。 

 

いくら退職することを決めたとはいえまだ公務員の一員です。

円満退職するためにも最後まで気を抜かずに仕事をすべき

 

精神的・肉体的に疲労してしまうことが在職中に転職活動を行うデメリットです。

 

転職面接での質問には要注意

転職面接で企業から退職について質問されるときは注意してください。

 

具体的に次のような質問が考えられます。

  • 公務員はいつ辞めるのか
  • 問題なく辞められるのか
  • いつから働き始められるのか

 

企業側にとって上記3つは気になるもの。

 

特に公務員は終身雇用がベースなので『公務員の転職者』は珍しいと思われています。

転職することが当たり前の時代ですが公務員はいまだに例外

 

だからこそ企業側としてもいつ辞めるのか、そして本当に辞めるのかどうか気になるのです。

採用活動にも影響するのでいつから働き始められるのか知りたがっている

 

公務員は年度が切り替わるタイミングに新卒職員を迎え入れますが、採用活動を行っている民間企業が転職者を受け入れる時期は決まっていません

 

さらにあなたが今公務員を辞めたいと思っても退職の手続きが必要なのですぐに辞めることはできないのです。

 

退職の申し出の期間や退職手続きについてあらかじめ確定しておきましょう。

» 公務員が退職を伝えるタイミング

 

公務員在職中の転職活動の進め方

公務員から転職する方法は主に次の5つがあります。

  • 企業に直接応募する
  • ハローワークを通す
  • 転職サイトに登録する
  • 転職スカウトを利用する
  • 転職エージェントを活用する

 

上記の中でおすすめなのは転職サイトと転職エージェントの併用です。

 

企業に直接応募したりハローワークを活用したりすると時間がかかってしまいます

転職スカウトはある程度実績が伴った人や特別な資格やスキルを持ち合わせている人向けの方法

 

したがって、まず大手の転職サイトを活用して目星の求人を見つけてください。

 

求人が見つかったら転職エージェントを活用して書類作成のアドバイスや面接対策をしてもらいましょう。

  • 求人数が多い転職サイトから希望の求人を見つける
  • エージェントを活用して書類作成のアドバイスをもらう

 

エージェントの良いところは転職活動のサポートをしてくれるだけでなくあなたと企業の間に入ってくれること。

 

仕事が忙しくてもエージェントがあなたの代わりに企業とやり取りしてくれるので余計な手間がかかりません。

さらにあなたの推薦書も書いてくれるので選考が有利に進むかも

 

公務員から民間企業へ転職を成功させた人の多くは転職サイトや転職エージェントを活用しているようです。

 

転職サイトとエージェントを併用して楽に転職活動を進めましょう。

\公務員からの転職におすすめ/

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公務員も在職中に転職活動を始めてOK

この記事では公務員が在職中に転職活動を行うのは違法かどうか解説【若手は心配無用】について書きました。

 

国家公務員および地方公務員いずれも在職中に転職活動を行うこと自体に問題はありません。

 

ただしそれぞれ規制があるので注意してください。

  • 国家公務員:内定後速やかに届出義務あり
  • 地方公務員:内定後働きかけ規制あり

 

これらを守らなけらば罰則が科せられるので注意しましょう。

 

公務員が在職中に転職活動を行うメリットは経済面で不安を抱えないことと職歴にブランクを生じさせないことです。

 

一方で転職活動の準備の時間が足りなかったり公務員の仕事に集中できなかったりとデメリットもあります。

忙しい公務員が効率よく転職活動を進めるには転職サイトと転職エージェントの併用がおすすめです。

 

転職サイトで気になる求人を見つけたらエージェントを活用して企業に応募しましょう。

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ABOUT ME
ロコ
新卒で公務員になりましたが向いていないので2年で退職。現在はフリーランスとして活動しています。公務員退職前のメンタルや公務員退職の流れ、2年間勤めて感じた公務員のリアルをお伝えします。