退職後の手続き

公務員を辞めたのに資格喪失証明書が届かない場合の原因と対処法

公務員を辞めたのに資格喪失証明書が届かない場合の原因と対処法

 

公務員を辞めたのに資格喪失証明書が届かなくて困っていませんか?

 

資格喪失証明書は公務員を辞めて共済組合員の資格を失ったことを証明するための書類です。

国民健康保険や国民年金の加入手続きなどに必要なので必ず手に入れなければなりません。

 

資格喪失証明書がないと何も進まないので、『届かない』となると焦るのも無理はないでしょう。

 

この記事では、資格喪失証明書が届かない原因と対処法を元公務員のぼく(@loco_14free)が紹介します。

 

公務員の決裁には時間がかかるので、資格喪失証明書がなかなか届かないことがあります。

 

手元に届くまでどのくらい時間がかかりそうか、健康福祉や福利厚生担当に決裁状況を尋ねてみましょう

 

国民健康保険や国民年金の加入手続きをする場合は、お住いの自治体に資格喪失証明書が届いていないことを伝えてください。

 

資格喪失証明書とは

資格喪失証明書(共済組合資格喪失証明書)とは公務員が加入している共済組合の資格を喪失したことを証明する書類です。

国民健康保険や国民年金の手続きには資格喪失証明書が必須

 

国民健康保険や国民年金への加入手続きを行う際に必要です。

 

共済組合とは健康保険や福祉事業、年金について担う団体のこと。

地方公務員の共済組合制度は、社会保険制度の一環として相互救済によって組合員とそのご家族の生活の安定と福祉の向上に寄与するために設けられています。この目的にそって「短期給付事業」、「長期給付事業」、「福祉事業(福祉事業、保健事業)」の3つを柱とする事業を行っています。

引用元:千葉県市町村職員共済組合

 

公務員時代は健康保険など社会保険料は給与から天引きされていましたね。

公務員を辞めると共済組合員の資格を失います。

 

健康保険には加入義務があるため、次のいずれかを選択しなくてはいけません。

  • 国民健康保険に加入する
  • 共済組合保険を任意継続する
  • 新しい職場の健康保険に加入する

 

転職まで期間が空く場合は、国民健康保険へ加入するか共済組合の保険を継続する必要があります。

共済組合の保険は2年間継続することが可能です。

退職してから20日以内に健康福祉課などへ申請しましょう。

 

国民健康保険や国民年金の手続きに必須の書類

資格喪失証明書は国民健康保険や国民年金の加入手続きをするとき必要です。

 

公務員は社会保険料と同じく国民年金も給与から天引きされていましたね。

 

仮にフリーランスや自営業者になる場合は自分で年金を納めなくてはなりません。

 

国民健康保険・国民年金どちらも、公務員を辞めたらお住いの自治体で手続きをすることになります。

 

手続きの際には共済組合員でないことを証明するため、資格喪失証明書が必要になることを覚えておいてください。

 

手続きは退職から14日以内に完了させる必要がある

国民健康保険および国民年金に加入する場合は、退職日の翌日から数えて14日以内に手続きを終わらせる必要があります。

3月31日付けで退職した場合→4月14日まで手続

 

手続きはお住いの市役所もしくは町村役場で行います。

 

資格喪失証明書や年金手帳を持って手続きに行ってください。

 

加入手続きは基本的に代理人ではなくあなた本人が行います。

 

資格喪失証明書と離職票の違い

資格喪失証明書と似たような書類に離職票があります。

 

離職票とは資格喪失証明書と同じで雇用保険の手続きを行う際に必要な書類です。

離職票はハローワーク(厚生労働省)から発行される

 

ただし公務員に離職票は発行されません

 

なぜなら民間企業の人と違い公務員は共済組合に所属しているから。

 

公務員は雇用保険と関係ないので離職票は発行されないことを覚えておいてください。

 

資格喪失証明書が届かない原因は決裁に時間がかかること

資格喪失証明書が届かない原因は決裁に時間がかかることです。

 

定年退職者を始め、あなた以外にも多くの退職者がいます。

 

決裁ルートがどうなっているか分かりませんが、年度末から年度初めにかけての決裁なので、普段より時間がかかるはずです。

国保や国民年金の加入に資格喪失証明書が必要なこと、退職から2週間以内に手続きしなければならないことは担当者も把握しています。

 

決裁に時間がかかるのは公務員の性質上仕方ないことなので、気長に待ちましょう。

 

資格喪失証明書が届かないときの対処法

国保や国民年金の加入に絶対必要な資格喪失証明書が届かないときにやることは次の2つ。

  • 健康福祉課などに確認の電話をする
  • お住いの自治体に資格喪失証明書が届かないことを連絡する

 

まずは健康福祉課など、福利厚生を担当している部署へ電話してください。

 

決裁までどのくらい時間がかかるか聞いてみましょう。

 

担当者に確認したら、お住いの自治体に資格喪失証明書が届かないことを連絡します。

 

各自治体の市民生活担当部署で手続きを行っているところが多いです。

『自治体名 国民健康保険』でググってみてください

 

同じ公務員なので、決裁に時間がかかることは承知してくれています。

  • まだ手元に資格喪失証明書がないこと
  • 場合によっては2週間以内に届きそうにないこと

 

この2つを伝えればある程度融通を利かせてくれるはずです。

 

【体験談】退職から20日後に届いたけど手続きできた

ぼくは教育委員会に所属していたので、資格喪失証明書は教育委員会福利厚生課から届きました。

教育委員会は出先機関なので知事部局とは組織が違う

 

当時ぼくは、4月1日の朝イチに市役所へ行き国保と国民年金の手続きをしようと思ったんです。

 

このとき初めて知ったのですが、資格喪失証明書は辞令書で代用できません。

 

ぼくは教育委員会所属だったので、退職にあたって辞令が交付されました。

資格喪失証明書が届かない場合の原因と対処法

 

辞令書に『退職を承認する』という文言が書かれていたので、共済組合員の資格を失ったことを証明できると思っていたんです。

 

結局4月1日に手続きはできずじまい。

 

そこで、福利厚生課にいつごろ資格喪失証明書が届く予定か問い合わせてみました。

職員
職員
4月の3週目には届くと思います。

 

決裁に時間がかかるということで退職後2週間以内に届くのは難しいと言われました。

 

そう言われても、国民健康保険・国民年金の手続きは2週間以内にやらなきゃだしなあ…と思って市役所に相談してみたところ。

市役所職員
市役所職員
まあしょうがないよね。時間かかるよね。手元に届いたら速やかに手続きに来てください。

 

内情を知っているからかあっさり受け入れてくれました。

 

ぼくが元公務員ということ、公務員は決裁に時間がかかるということを踏まえて大目に見てくれたのかもしれません。



資格喪失証明書が届かないときは電話で確認しよう

この記事では、公務員を辞めたのに資格喪失証明書が届かない場合の原因と対処法について書きました。

 

資格喪失証明書はあなたが共済組合員の資格を失ったことを証明する書類で、国民健康保険や国民年金の加入手続きなどに必要です。

 

健康福祉担当もしくは福利厚生担当から資格喪失証明書が送られてきます。

 

決裁に時間がかかるので退職から2週間以内に届かない可能性があることを覚えておいてください。

 

その場合はお住いの市役所に連絡し、決裁に時間がかかっていることを伝えましょう。

 

同じ公務員なので決裁に時間がかかることは承知です。

 

ある程度融通を利かせてくれるのでご安心ください。

 

ABOUT ME
元公務員ロコ
新卒で公務員になりましたが向いていないので2年で退職。現在はフリーランスとして活動しています。公務員退職前のメンタルや公務員退職の流れ、2年間勤めて感じた公務員のリアルをお伝えします。